ハチのなかでも「危険な種類」といえば、スズメバチを思い浮かべる人が多いでしょう。
しかし、スズメバチ以外にも危険なハチはいますし、特定の条件化ではスズメバチ以上の脅威を見せることもあります。
油断せずに、ハチが自宅周辺に巣を作ったら駆除するようにしましょう。

ここでは、ハチの種類ごとに危険性を解説していきます。

スズメバチ以上の毒性を持つことも!アシナガバチの特徴

足が長く、全体的に細いフォルムが特徴的なアシナガバチは、比較的穏やかな種類として知られています。
しかし、巣の近くに足を踏み入れたり、外敵から攻撃を受けたりすると凶暴になって襲いかかってくることがあります。
アシナガバチのなかにはスズメバチ以上の毒性を持つ種類もあり、刺された箇所は広く腫れあがって鋭い痛みをともないます。

また、「アナフィラキシーショック」と呼ばれる、ハチに刺されたとき特有のショック症状を招く可能性があり、最悪の場合、死にいたるほど危険です。
アシナガバチは家屋の屋根や軒下にも平気で巣を作る習性があり、普段は大人しいため放置してしまいがちです。
しかし、楽観視はせず、すみやかに駆除を心がけましょう。

アシナガバチはスズメバチと活動周期が似ており、6~8月の夏場にかけて盛んに飛び回ります。
この時期は人間と接触する機会が増えるため、被害も増加します。
春までにはアシナガバチを駆除し、被害を予防するようにしましょう。
アシナガバチで厄介なのは、巣がとても頑丈にできている点です。
その強度はスズメバチをしのぐケースもあり、駆除には非常に時間がかかるうえ、危険が増します。
棒で叩く程度では巣を取り除くことはできず、しっかりした道具が必要です。
アシナガバチを駆除するときは緻密にスケジュールを立てて、防護服を必ず着用するようにしましょう。

ミツバチはとても厄介!大量発生したら手に負えないことも

スズメバチやアシナガバチと比べると、あまり危険性がないと誤解されている種類がミツバチです。
確かに、ミツバチは他の種類ほど針の毒性は強くありません。
人間から攻撃を仕掛けなければ攻撃してこない、大人しい性質も持っています。
しかし、アナフィラキシーショックは毒性の強さに関係なく生じるアレルギーです。
ミツバチに刺されたことがある人は、再び刺されるとアナフィラキシーショックになる恐れがあるので十分注意しましょう。

また、ミツバチは人間を刺すと針が抜ける特徴があります。
人体に刺さったままになる針は腫れを長引かせますし、悪化すれば我慢できないほどの痛みに変わります。

ミツバチが厄介なのは、他の種類と比べても巣に生息する数が大量である点です。
スズメバチが1,000匹前後であるのに対し、ミツバチは多くて数万もの働きバチが巣に住んでいます。
1匹1匹は非力であっても、大量発生すれば手に負えなくなります。
ミツバチの巣も見つけ次第、駆除するのが賢明でしょう。
ミツバチの活動は寒い時期になるほど盛んになります。
そのため、秋ごろにミツバチの駆除を行うのが理想です。
ミツバチの巣は強度も高くないため、駆除自体は簡単です。

ただし、危機を察知したミツバチが群がってくる恐れがあり、過剰に刺激してしまうと家族にも被害がおよびます。
ミチバチだからといって甘く見ず、入念な対策をとって駆除に挑みましょう。

以外とミツバチも厄介

どんな種類でもハチの駆除は大切!業者に依頼しよう

ハチが敷地内に巣を作ってしまった場合、どんな種類であってもできるだけ早く駆除しなければ安心して生活できません。
しかし、事情があって駆除が難しい場合もありえます。
たとえば、屋根裏や軒下などの狭い場所にハチが発生すると、駆除はそれだけ難しくなります。
慣れていないと巣を取り除きにくいうえ、自身が転落するなどのリスクも生まれるでしょう。
また、素人の知識ではハチへの防護が完璧に行えるとは限りません。

たとえば、単に長袖を着るだけではハチの針を防ぎきれませんし、たとえ防護服を調達したとしてもわずかな隙間からハチは侵入してきます。
付け焼刃の知識で駆除にのぞむのは、かえって危険な状態に身をさらしているといえるでしょう。

そこで、ハチ駆除は専門の業者に任せるのがおすすめです。
業者が使用している防護服は素材が強靭であり、スズメバチの長い針ですら突き立てられないほどです。
また、機能性も考え抜かれているので狭い場所であっても作業に支障をきたしません。
そのため、業者に駆除を依頼すると自分で行うよりもはるかに早く作業が終わります。

また、業者はとりあえず目に見えるハチを駆除するだけでなく、巣を取り除くなど再発生防止にも努めてくれます。
ハチに巣を作らせないためのアドバイスももらえるので、繰り返しハチに苦しめられている人は、プロフェッショナルの知識が参考になるでしょう。

まとめ

ハチを駆除するときは、種類によって注意点が変わります。
たとえば、スズメバチとミツバチなら活動時期が異なるため、駆除に力を入れるべきタイミングもずれます。

種類ごとに特徴を踏まえて、ハチの被害を最小限に食い止めましょう。
確実にハチを駆除するためには、技術も経験も兼ねそろえた専門業者に依頼するのがおすすめです。