ハチは、人を刺すことがある危険な害虫です。
人の身近に巣を作ることもあり、巣に近づくと攻撃をしてくるため、近づかないように気をつける必要があります。
しかし、ハチの方から家の中に入ってきてしまうケースも少なくはありません。
そこで、ハチが家の中に入ってきたときの対処方法についてご紹介します。

ハチはどこから入ってくるの?

ハチが家の中に入ってくる経路はさまざまですが、窓から侵入するケースが多く見られます。
網戸にあいた穴から入ってくることもありますし、掃除や洗濯物などをしているときに窓を開けっ放しにしてしまい、ハチが迷い込んでくることもあります。

また、洗濯物や干した布団にくっついて、家の中に侵入してしまうケースも珍しくありません。
取り込んだときには気づかずに、洗濯物をたたんでいるときや、布団を広げたときにハチが飛び出してきて、慌ててしまう人もいるようです。
中には、乾いた洋服に袖を通したらハチに刺されてしまったというケースもあるため、洗濯物や布団を取り込むときは、ハチがいないか確認することが大切でしょう。

ハチの中には日本ミツバチのように、体長がわずか10ミリから13ミリほどのものもいるため、小さな穴やすき間にも注意が必要です。
換気扇のすき間や、エアコンの室外機などからハチが侵入してきたというケースも見られます。

窓を開けてもいないのに部屋の中にハチがいるという場合は、天井裏や床下、壁の中など家の中にハチが巣を作っている可能性があります。
ハチが家の中に巣を作っていた場合は、自分での駆除は危険なため、害虫駆除業者に駆除を依頼しましょう。

ハチは窓からの侵入経路が多い

襲われたら大変!ハチの習性を知っておこう!

ハチが家の中に入ってきたら、まずは慌てないことが大切です。
ハチが最も攻撃的になるのは、敵が巣に近づいてきたときや、巣を襲われたときです。
ハチが一匹で迷い込んできた場合に、攻撃をしてくることはほとんどありません。
しかし、人の行動によってはハチを刺激してしまい、襲われる危険性もあるため、ハチの習性について知っておくことも大切です。

まず、ハチは音に敏感です。
そのため、ハチが家の中に入ってきたときに騒いだり、悲鳴をあげたりすると攻撃をしてくる可能性があります。
大きな身振りにも反応するため、ハチの侵入に気づいたら、落ち着いて静かに対処するようにしましょう。

また、ハチはニオイや色にも敏感です。汗や整髪剤のニオイや、黒や赤、青といった原色のものに対して、攻撃をしてくる傾向が見られるため、気をつけましょう。

特に、スズメバチが「カチカチ」といった音を出している場合は危険です。
これは敵を威嚇している音のため、下手に近づくと攻撃をされてしまいます。
このような場合は、いったんその場を離れて身の安全を確保しましょう。

ハチを追い出す方法はコレ!見失っても慌てない

ハチを追い出すためには、部屋を暗くして、窓を開ける方法が効果的です。
これは、ハチに明るい方に向かう習性があるためです。
ハチが入ってきた可能性のある部屋を閉め切って暗くし、窓を開けてハチが外に出て行くのを待ちましょう。
窓が大きな場合は、窓の片方だけを開けて、もう半分の窓はカーテンを閉めるなどすると、部屋をより暗くし、光が差し込む場所を限定できるでしょう。

ハチを見失ってしまったとしても、光が差し込む場所を限定することで、自然におびき出すことができます。
また、殺虫剤や虫取り網を使ってハチの駆除を試みる人もいるようですが、殺虫剤をまいたり、虫取り網を振りまわしたりすると、かえってハチを刺激してしまう危険性があります。

ハチの中には凶暴で攻撃的な種類や、針に強い毒を持つ種類もいるため、無理に追い出すことはやめましょう。
自分で追い出すことが難しい場合には、安全のためにも害虫駆除業者に依頼しましょう。

ハチが寄ってこないようにする方法とは?

ハチの侵入を防ぐためには、ハチが家の近くに寄ってこないようにすることも大切です。

ハチは甘いニオイを好むため、甘いニオイを放つ花や、洗っていないジュースの空き缶などをベランダや庭に置くことはやめましょう。
フローラル系の洗濯洗剤や柔軟剤の香りに寄ってくることもあるため、別の香りがするものに変えてみたり、洗濯物を部屋干しにしたりするのも良いでしょう。

また、ハチの嫌いなニオイを放つ「木酢液」と呼ばれる液体や、殺虫剤をベランダや庭に定期的にまく方法もあります。
防虫ネットやハチを捕獲するためのグッズなども、ホームセンターや通販などで購入できます。

ただし、これらの薬剤やグッズの中には、目や口に入ると危険なものもあります。
そのため、特に小さな子どもやペットがいる家庭は、使い方に注意が必要です。

まとめ

ハチが活動的になるのは、4月頃から10月頃です。
この時期になると、ハチが家の中に迷い込んできてしまうことがあります。

ハチは針に毒を持つ種類が多く、刺されると、刺された箇所が腫れたり、場合によってはアレルギーを起こしたりすることもあるため危険です。

ハチには明るい方に向かう習性があるため、もしハチが家の中に入ってきたら、部屋を閉め切って暗くし、窓だけを開けて自然に出て行くのを待ちましょう。
このときに騒いだり、殺虫剤を振りまいたりすると、ハチを刺激して襲われる可能性があるため、落ち着いて対応することが大切です。

もしハチが攻撃的になってしまった場合や、窓を開けてもなかなか出て行かない場合は、安全のためにも害虫駆除業者に駆除を依頼してみてはいかがでしょうか。